思春期の小児患者に対応するやりがい
幼児期を過ぎた小さな子供から自我がはっきりとしてきて反抗心も芽生えた思春期の青年まで幅広く対応しなければならないのが小児科の特徴です。
看護師はその違いを受け止めて柔軟に患者とやり取りをしていかなければならず、その対応の難しさが切実な問題になります。
まだ幼い子供の場合にはゆっくりと時間をかけて話をすれば意思疎通ができることも多く、経験を積めば比較的容易に対処できるでしょう。
しかし、思春期の小児患者は気難しくて対応に困ることがよくあります。
困難に感じている点を克服するのは仕事に対するやりがいを手に入れるのに良い方法であり、思春期の患者に関して専門的に働く道を選ぶとやりがいが得られるでしょう。
もともと対応に困っている看護師が多い職場であれば、特化した看護師になってくれることによって周囲からも喜ばれるようになり、それがまたやりがいになります。
小児科では小さな患者とのやり取りをするのに憧れてきた看護師も多いため、思春期の患者に対する対応力があまり高くない人も多いのが事実です。
差をしっかりと作って専門的に働けるようにするには思春期に関する資格を取得しておくと良いでしょう。
また、問題になりがちな患者であることから講習会もよく開かれているため、機会を見つけてできるだけ頻繁に足を運び、知識とノウハウを身につけていくのが賢明です。
そのような努力を続けると上司からも認められて特化して働けるようになります。